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西村 克己 論理的な考え方と基本とコツ②

論理思考のテクニックとは?

●細部にこだわらず、広い視野を持とう
・「細部→全体」のボトムアップ発想を捨て
 「全体→細部」のトップダウン発想に切り替える

◎「理系の人々」が陥りやすい論理思考のワナ
 ・思い込み、決めつけに注意する
 ・いきなり「部分」に注目しない
 → まずは「全体」のことを考える
   気持ちをおおらかに持って
   広い視野を持つ心のゆとりが大切

◎目の前の仕事を越えた、全社的な視点で考えよう
 ・一部の「不良」が全体の性能を引き下げる
  × 部分最適   ○ 全体最適
 最も低い部分が、全体の性能となってしまうため
  ドラッガー博士
    部分最適の集合は全体最適にはならない


●全体から部分へと考える習慣を
・自分の考えを相手に伝えるには
 全体と部分の関係を分かりやすく表現する

◎全体と部分の関係を考え、わかりやすく説明しよう
 1、初めに全体を見る
 2、部分を見る
 3、全体と部分の関係を明確にする
 → わかりやすく論理的になる

◎マクロを先に考えて、次にミクロに目を向ける
 ・まずは全体像を1枚で示す
 ・全体ページと部分が対応していればわかりやすい
 ・記号化して対応するとわかりやすい
 → マクロ(全体、概要)を先に考えて
  ミクロ(部分、詳細)に考える


●水平思考で「思考の死角」をなくす
・問題解決の第一歩は、周囲を広く浅く探索し
 全体を広い視点で考えてみること

◎いきなりの垂直思考は、的外れの努力に陥りやすい
 垂直思考…1つのことを深く深く探求すること
  メリット;対象が的をいている場合は効果的
  デメリット;周囲が見えない、的外れの場合が多い
 → 広い視野を持たないとチャンスを失う

◎高収益の仕事は、水平思考と垂直思考の繰り返し
 水平思考…広く浅く周囲を探索すること
  メリット;全体像を把握できる、視野が広がる
  デメリット;水平思考の後、優先順位づけをして
        垂直思考をする準備が必要
 → 水平思考の後、垂直思考を組み合わせていく

●ミッシーでモレやダブりを防ごう
・仕事の品質が低下しないよう
 ミッシー(モレやダブりがない状態)かを確認する

◎モレやダブりを見逃すと、ムダや混乱が発生する
 ・役割分担を決めないとモレやダブりが出てしまう
 ・時代の変化とともに、新しいモレが発生する
  コンプライアンス、CSR(企業の社会的責任)
  新しいメディアなど
→ モレがあると、新しいチャンスを見逃すばかりか
   業務全体の品質が低下
  ダブりがあると、ムダや混乱が発生する

◎ミッシー(MECE)とはモレやダブりがない状態
 ミッシー → モレやダブりがない状態
 (Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)
→ ミッシーで要素分解してから、優先順位を決定


●ミッシーで新しい発想や手法が生まれる
・問題の「逆」を考えることで、構成要素が整理され
 ビジネスに新しい展開をつくり出すことができる

◎表裏の反対を対比して考える、逆転の発想
 ・「逆転の発想」 ; ミッシーの考えに基づく
→ 正反対を考えることで、新しいチャンスを発見
  セブンイレブン 夏のおでん、高いおにぎり
  飲料DAKARA 摂取でなく排泄のコンセプト
  青汁 「ますい」の宣伝

◎ミッシーを見つけ出す5つの視点
 ① 対立概念型、反対のものを対比
 ② 数値線型、数字で表現できるものは容易
 ③ 順序型、プロセス(手順)や時系列で
 ④ 単純分類型、構成要素に分解
 ⑤ 異視点型、異なる視点を組み合わせる


●フレームワークで「全体」をわかりやすく表現
・ミッシーの上級編がフレームワーク。異なる視点から
 全体の構成要素を組合わせ、思考のモレをなくす方法

◎異なる視点を組み合わせ全体を把握する
 フレームワーク(枠組み)で全体をわかりやすく
 経営戦略のフレームワーク、3C
   ・顧客(Customer)
   ・競合(Competitor)
   ・自社(Company)
 マーケティングのフレームワーク、4P
   ・製品(Product)
   ・価格(Price)
   ・チャネル(Place)
   ・販売促進(Promotion)
 仕事の品質、評価、QCD
   ・品質(Quality)
   ・コスト(Cost)
   ・納期(Delivery)
 生きるための最少要素
   ・衣(医)
   ・食
   ・住

◎経営革新の有名なフレームワーク
 BSC(バランス・スコアカード)の経営革新
  過去  財務の視点
  現在  顧客の視点
        戦略
       業務プロセスの視点
  未来  学習と成長の視点
 マッキンゼーのフレームワーク「7S」
  ハードの3S 戦略(Strategy)
           組織(Structure)
           システム(System)
  ソフトの4S 人材(Staff)
           スキル(Skill)
           価値観(Shared Vakue)
           スタイル(Style)

論理的な考え方

論理思考で【情報整理力】を身につける

●デキる人は情報の相互関係をつかんでいる
・頭の中で混乱した情報は、論理思考で整理
 情報と情報の相互作用を意識する

◎独立関係と従属関係を区別して考える
 情報の整理の第一歩
  → 独立関係と従属関係を区別して考える

◎一部重複関係でダブりを知り、情報を整理する
 従属関係、一部従属関係にも注目する


●「大小関係」「因果関係」を意識して判断する
・大きさの違い、原因と結果、手順、相反、循環…
 情報の相対的な関係に注目し、理性的な判断をする

◎2つ以上の情報の相対的な関係に注目し、整理する
 2つ以上の情報の相対的な関係に注目する
  ・因果関係(原因と結果)
  ・相関関係
    手順(1、2、3と順番につながる)
    相反(互いに反対の関係)
    循環(サイクル状につながる)

◎小さい話に惑わされるな、大小関係を意識する
 大小関係を意識すれば視野が広がる
 大きな悩みも見方によっては小さな悩みに
  (高い視点、大きな視点で考えれば、
   悩みの小ささに気づく、地球規模・人生全体)


●座標やマトリックスで情報を配置する
・座標軸やマトリックスで情報をビジュアル化して
 モレやダブりを一気に整理する

◎座標にすると、ミッシーで情報を整理できる
 マトリックスで「逆」を反対側に配置することで
 平面全体をミッシー状態に
  趣味;個人・団体、知力・体力
  旅行;近い・遠い、高い・安い

◎マトリックス(格子)にして情報を整理する
 マトリックスにすると、モレ・ダブりがなくなる
  仕事;緊急度(大)・(小)、重要度(大)・(小)
  SWOT分析(プラス・マイナス、内・外)
   S(Strengths)強み
   W(Weaknesses)弱み
   O(Opportunities)機会
   T(Thrests)脅威


●グルーピングでモレやヌケを発見
・大量の情報に埋もれて見つけにくい情報は
 1つ以上の階層のグルーピングが効果を発揮する

◎1つ上のグルーピングを考えて、モレなどを発見
 ・1つ上位のグループ名を考えることで
  視野が広がる
 ・上位のグループから下位に視野を戻すと
  項目のモレ・ヌケが見つかる

◎大量の情報はミッシーを意識して階層で整理する
 ミッシー(ヌケ・モレ・ダブりがない状態)で
 全体を把握する場合、構成要素を階層に分解して
 考えると、容易に把握できる


●階層ごとに番号をつけ大量の情報を整理
・報告書・レポートなどの箇条書きに階層番号を振れば
 全体像を一目で明らかにできる

◎番号を振る習慣をつけよう
 箇条書きに番号を振ると、情報が分かりやすくなる

◎企画書の目次にも番号を振ろう
 企画書や報告書にも見出しや箇条書きに番号を振る
 ことで、わかりやすく伝えることができる


●ロジックツリーで身近な仕事を整理する
・大量の情報を体系的に整理するときに便利な
 ロジックツリーは仕事の様々な場面で役立つ

◎階層に分けてミッシーで整理したのがロジックツリー
 ロジックツリーは大量の情報を整理整頓できる
 利用場面
  ・会社や事業の課題を体系的に整理するとき
  ・大小関係や因果関係のある情報を整理するとき
  ・膨大な情報を大小関係で階層化したいとき

 ~~続きます~~

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